冷杉の根元のシダと苔

Ecology &
Conservation

生態系保護と持続可能な未来

複雑な命の
網目を守る

波打つ冷杉林地の生態系は、何百万年もの進化が積み重なった複雑な命の網目で成り立っています。冷杉の大木から、その幹に宿る苔、地中の菌類ネットワーク、渓流の微生物まで、あらゆる要素が互いに依存し合っています。

私たちの保全活動は、この複雑なシステム全体を包括的に守ることを目指しています。2003年の設立以来、林地の生物多様性は着実に回復しており、希少種の個体数増加が確認されています。

苔の絨毯が覆う森の床

未来への取り組み

🌱

在来種の保護

在来の植物種を優先し、外来種の除去と在来種の再植栽を継続的に行っています。特に希少なシダ類と高山植物の保護に力を入れています。

💧

水源の保全

林地内の渓流と湧水を守るため、水質モニタリングを月次で実施し、上流の水源地域への立ち入りを厳格に制限しています。

🦌

野生動物の回廊

林地を横断する野生動物の移動ルートを保護し、隣接する自然地域との接続性を維持するための緑の回廊を整備しています。

♻️

カーボンニュートラル運営

全施設の電力を再生可能エネルギーで賄い、運営に伴うCO₂排出量をオフセットすることで、カーボンニュートラルを実現しています。

📊

生態系モニタリング

40種以上の指標種の個体数と分布を定期的に記録し、生態系の健全性を科学的に評価するデータベースを構築しています。

🎓

環境教育

地域の学校との連携プログラムを通じ、次世代の自然保護意識を育む環境教育活動を年間を通じて実施しています。

苔に覆われた花崗岩の岩群

未来の世代への
誓約

波打つ冷杉林地は、現在の豊かさを未来の世代へ引き継ぐことを最優先の使命とします。以下の誓約を守ることで、その責任を果たします。

年間訪問者数を生態系の許容キャパシティ内に制限する

収益の20%を保全活動と研究に充当する

地元コミュニティとの協働を通じた地域経済への貢献

すべての施設運営においてゼロウェイストを目指す

年次生態系報告書を一般公開し、透明性を保つ

苔に覆われた古木の樹皮
ビジター情報